鹿児島市内の住宅地でありながら、4LDKに加え、バイクガレージや土間のドライルームに4~5台分の広さを誇る駐車場まで備えるT邸は、Tさんご家族が思い描いていた理想を最大限に実現した大満足の家。建築知識のあるご主人が奥様と相談しながら間取り図を引き、それを基に建築社が得意とするCG再現により、限りなく実際に近い立体のプランニングを提案。平面図だけでは想像しづらい広さの感覚や家具を配置してみたときのイメージ、床や壁の素材・カラーリングで変化する印象など、具体的に確認ができた。「立体的にいろんな角度から確認できたのでとてもわかりやすかったです」とご主人。
そんなご主人が最も叶えたかったのがバイクガレージ。いずれバイクを購入したときに備え、4・5帖の独立した念願のガレージを設けた。お気に入りのバイクを迎え入れる日がさぞ待ち遠しいことだろう。
敷地面積は特別広いわけではないけれど、上手にあれもこれもと盛り込むことに成功しているT邸。1階はリビングを中心に置き、全ての空間へとつながる間取りに。リビングが各部屋へとつなぐ廊下の役割も果たすため廊下が不要になった分、他にスペースを活用できた。例えば、3帖ながらも和室を作ったことで、リビングとはまた違った癒しの間が生まれた。また、玄関脇にはシューズクローク、階段下にはデッドスペースを活かした納戸も設置し、余すことなく空間を利用。キッチンとバイクガレージの間に設けた土間の洗濯干し場は、外壁にスリットを入れることで風通しは確保しつつも目隠しになり実に合理的。2階には夫婦の寝室と2人の子ども部屋とは別にもう1室予備の洋室も。
これだけ欲ばりに部屋を設けたにも関わらず、十分な収納力があるところもさすが。注文住宅だからこそ実現した、『いいとこどり』のマイホームを手に入れることができたのだ。
【建築社/鹿児島】