おおらかに空へと伸びる片流れの屋根が夕暮れの街でひときわ目を引くK邸。窓からこぼれる灯りが垂直と水平のラインを美しく引き立てている。リズミカルに変化をつけた階段状のアプローチは、和モダンな空間へのプロローグ。玄関の扉を開くと、ハイサイドライトから光が降り注ぐ開放的な吹き抜けが迎えてくれる。 庭を囲むように広がるLDKは、家の中にいながらも自然の彩りを存分に享受できる空間。広いシンクを備えたコの字型キッチンの中からは、庭や室内全体も見渡せる。「庭を眺めながらお茶ができるので、外出しなくても満足できます」と奥様。居心地のいい空間は、家事や仕事に忙しい毎日の癒しにつながっていると微笑む。さりげなく飾られたグリーンも心をホッと和ませてくれる。ハイセンスな照明は、インテリアに造詣が深い奥様のセレクト。和室や書斎にアクセントクロスを配していたり、建て具の色や高さが揃えられていたりと限られた空間にメリハリと広がりを感じさせる工夫が随所に散りばめられている。
Kさんとベルハウジングの出会いは、7年前にさかのぼる。「ショールームで見たコの字型キッチンがずっと頭に残っていました」と奥様。緑に包まれた暮らしという理想があったからこそ、想いに寄り添う家づくりができるベルハウジングを選ばれたという。「設計や施工の方とコミュニケーションがとれたのもよかったです。おかげさまで、思い描いたとおりの家ができました」と振り返る。
ベルハウジングの家は、誰かに自慢したくなるデザイン性と機能性の高さを兼ね備えているのが特徴。耐震等級は3耐風等級は2といずれも最高レベルの強さ。高気密・高断熱で、冬は暖かく、夏は涼しく暮らせるなど、家族の健康と安全を支える工夫が満載だ。
「住み心地は、最高です」と満面の笑みで語る奥様。今後はシンプルな玄関の壁面にパネルを付けたり、庭の植栽に手を入れたりと、自分たちらしいアレンジを加えながら、暮らしを楽しんでいきたいという。永く愛情を注げる『じぶんいろのいえ』は、四季が巡るたびに美しさを増していくはずだ。
【ベルハウジング/鹿児島】