お子さんたちの成長に合わせ、より暮らしやすさを求めて考え始めたMさんファミリーの家づくり。それは丸和建設のエア・ベールとの出会いにより明確なビジョンへと変化していった。「漆黒色の塗壁と和の雰囲気がとても気にいったんです」とご夫婦ともに第一印象が一致。モデルハウスを参考にしながら自分達らしい家づくりがスタートした。
Mさんのお宅は成長盛りの3姉弟。中学生のお子さん2人とも部活働に汗を流す日々。大収納の倉と浴室に繋がるプライベート玄関から帰宅すれば部活道具の片づけや着替え、入浴と実にスムーズ。他の部屋を汚してしまう心配もない。また、メインの玄関には寄付き(和室)を設けリビングを通すことなく玄関土間から直接お客様をもてなせる空間を確保。障子を開け放てばリビングサイドのくつろぎの間としても活躍する。現在子供部屋として使用している2階のフリースペースも含め、その時々に合わせて自在に適応する空間づくりが見事だ。
漆喰や床材の焼杉など伝統技術と自然素材をふんだんに使用したM邸は、初めて訪れる方もどこか懐かしくゆっくりと寛げる。その心地よさはそこかしこに日本の古来の美しさが存在するからではないか。「子供も成長し一緒に過ごす時間は少なくなりましたが、家族みんなこの家に帰るとほっとするんです」とご主人。健やかな暮らしと安らぎのひとときがそこにある。
この家に住み始めて1年。今年の寒い冬もエアコン1台で家中快適に過ごせたとのこと。標準仕様でZEH基準を大きくクリアするエア・ベールの家ではパッシブデザインも重視。気持ちの良い光と風に満ち年間を通して過ごしやすかったと振り返るご夫婦。室内には美しい花々。素材の美しさが際立つようあえてシンプルにしたことで飾る楽しみも増える。これからの5年先10年先の暮らしもまた寛ぎにみちた毎日になることだろう。
【エア・ベール/鹿児島】