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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.40) 白木建設

※かごしま家づくりの本Vol.40(’19春)より抜粋
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建築場所
鹿児島市/大明丘スカイガレージハウス
工  法
木造軸組パネル工法
土地面積
176.65㎡(53.43坪)
延床面積
135.80㎡(41.07坪)
1階面積
82.39㎡(24.92坪) 内ガレージ部分17.39㎡(5.26坪)
2階面積
53.41㎡(16.15坪)
本体価格
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暮らしに楽しみを生み出す プラスαの空間を持つ家

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憧れのガレージを より使いやすく

 白い外観が視線を奪う、白木建設の「スカイガレージハウス」。まずピックアップしたいのは使い勝手のいいガレージ。スタンダードに車庫として使うのはもちろん、趣味部屋として使ったり、アウトドア感覚で使える遊び場にしたり。固定観念を取り払えば、アイデア次第で多目的に使える空間になる。玄関とのアクセスも良く、雨天時の移動でもストレスなし。子供を連れての車の乗り降りや買い物帰りなどで、そのメリットがより実感できるはず。
 同社では標準仕様となっているセルロースファイバーでの高断熱・調湿効果+選りすぐりの建材を用いた高性能住宅としての評価も高い。独自の基準により、ZEHビルダー評価制度では最高となる5つ星も獲得。確かな技術を持つ自社職人を擁し、施工からアフターメンテナンスまで安心して任せられるのもうれしい。このモデルハウスではガレージの屋根を活用して、約5・4kwの太陽光発電パネルを搭載。創エネにも長けた造りとなっている。

自然体でくつろげる カッコよさが自慢

 家族が集まるLDKはゆったりとしたワンフロアになっている。特筆したいのは、無垢材をふんだんに使った空間演出。なかでもリビングスペースは天井や壁もレッドシダーの板張り。クールな印象を与えつつも、庭に面した窓からの採光と相まって、温もりや癒しの雰囲気が醸し出されている。木製テレビボードやオープンラックを造作しているので、小物の整理整頓もしやすい。ライフスタイルに合わせたディスプレーも楽しめそうだ。
 一方でダイニングキッチン側のスペースは、同じナチュラル系でもアイアンがアクセントになったインダストリアルな仕上げに。キッチンにもデザイン性の高い、ウッドワンのKUROMUKUを採用。全体のテーマを統一させたインテリアで、これまでのモデルハウスとは一味違う魅力を引き出している。また、同じフロアには個室に出来る和室も用意。同社ならではの遊び心とモダンな仕上げは、細かな部分まで見どころたっぷりだ。

細やかな配慮で 快適な暮らしを

 リビング階段を中心に、キッチンからサニタリーを介して水回りを回遊できる家事動線も秀逸。ドレッサー付きの洗面スペースと脱衣室は、引き戸で仕切ってそれぞれを独立させることもできる。来客時はもちろん、家族間でのプライバシーを守りたい時にも役立つ。洗面・脱衣室ではクロス使いでパブリックゾーンとは異なるイメージに。来場者にはこのギャップも好評なんだそう。
 ダイニングの頭上は広々とした吹き抜け。ハイサイドライトを兼ねたスカイバルコニーへの掃き出し窓に加え、通路の床の一部には擦りガラスを用いて階下への採光をサポート。これらの工夫により、隣家のある住宅地でも、気持ちのいい自然光と開放感を確保することに成功している。2階にはその他、L字型に主寝室や子供室を配置。吹き抜けを介して、LDKとのコミュニケーションも取りやすい。誰がどこで過ごしているのかも分かるので、安心してわが家での時間を楽しめるのだ。



【白木建設/鹿児島】