リビングでの過ごし方は家族によってさまざま。食事や家族のだんらんはもちろん、パパにとっては仕事の疲れをリセットする休息の場、ママにしてみれば家事をこなすワークスペース、子どもたちはと言うと宿題や勉強をするスタディルームにもなる。そんな家族それぞれのニーズを全て叶えるモデルハウスがこの夏完成した。
25帖もの広さを誇るリビングは、家族それぞれがゆったりとした時間を過ごせる余裕の大空間。例えば真っ白なリビングの壁は、プロジェクターを用いればスクリーンに早変わり。リビングがたちまちシアタールームへと変身する。また、そのリビングを見下ろすように設置されたフリースペースは、書斎やワークスペース、スタディルームとして、用途に応じて使い分け。リビングからフラットにつながる和室はさらなる広がりを生む和みの間。休み、働き、学び、そして憩う、家族の充実のひとときが実現する。
【田丸ハウス/鹿児島】
白×黒のすっきりとした印象の外観は、シンプルだからこそ青空や緑など外の景色に映える。流行に流されることもなく飽きがこないのもいい。一方室内は、ホワイトと木をベースにしたやさしくぬくもりのあるナチュラルテイスト。ところどころにアクセントウォールやデザイン性のある壁紙を使って小技も効いている。リビング横の和室は、和の風情を残しつつモダンで全体の雰囲気とマッチ。おしゃれさと心地良さが見事に共存している。
機能的なたっぷり収納も嬉しいポイント。物が増えがちなキッチン横には大容量の収納を設置し、クッキングヒーターの左には調味料やキッチングッズを置くのにちょうどいい棚も造り付けた。2つある子供部屋の間には互いの部屋から通じるウォークインクローゼットを設け、それぞれの収納兼共有スペースとなっている。子どもたちが仲良く片づけをし、仲良く遊ぶ、まさに理想的な子供部屋になるのではないだろうか。