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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.39) 旭住宅

※かごしま家づくりの本Vol.39(’18夏秋)より抜粋
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  • 注文住宅
  • 平屋
  • 自然素材
建築場所
薩摩川内市/M邸(夫婦2人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
600.00㎡(181.00坪)
延床面積
99.16㎡(30.00坪)
1階面積
99.16㎡(30.00坪)
本体価格
2000〜2500万円

古民家風の空間に癒しの時間が流れる、おもてなし感いっぱいの集いの住まい

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訪れる人を癒してくれる、眺望も魅力のくつろぎ空間

 小さな山あいに並ぶ田んぼを見下ろす高台に建つM邸は、ご夫婦二人が暮らす平屋建ての住まい。それまで住んでいた自宅の老朽化に伴い、10年ほど前から建て替えを考えていたというMさんご夫婦が思い描いていたのは、親しい友人たちを招いて一緒にくつろげる「古民家風の居酒屋みたいな家」だ。そこで、リビングは漆喰と焼杉板のコントラストで懐かしさを演出。円卓を置いた床座スタイルや一枚板のキッチンカウンターなどで、つい長居したくなるような居心地の良い空間に仕上げ、さらにキッチン横には「二次会」用の和室が用意されている。小上がりに掘りごたつを設けたこの二次会部屋はゲストにも大好評。キッチン裏にはもう一台の冷蔵庫を置けるパントリーや、ゲストも気兼ねなく使える洗面スペース&トイレを配置。おもてなし感いっぱいの住まいとなり、新築してから毎週のように大勢の友人たちと楽しい時間を過ごしているそう。

各スペースが一直線につながるシンプルな動線

 友人たちを招くことが多いM邸では、場の雰囲気を楽しむための工夫やゲスト目線での気配りが随所に見られるが、基本はシンプルな間取り。駐車場から勝手口へ入り、パントリーを抜けてキッチン&リビング、そして寝室までが一直線となった平屋ならではの移動のしやすさに加え、リビングを中心にしたオープンなつくりと左右どちらからでもアクセスできるキッチンの配置で、日々の生活動線もスムーズだ。当初のプランではキッチン南側が壁になっていたそうだが、「外の景色を眺めながら料理がしたかったので、開閉できるスライドドアに変えてもらいました」と奥様。毎日、眼下ののどかな風景に癒されているそう。
 洗濯物は広々とした庭に干すことが多いが、雨の日にも困らないようリビング裏に物干し用の小部屋を用意。これなら、来客中に干しっぱなしでも気にならない。陽当たりも良く、庭を眺めながら気分を変えてくつろぎたいときにももってこいのスペースとなりそうだ。

職人の手仕事が生み出す、木作りの繊細さと温かみ

 ご主人の実家の敷地内に建てた住まいとあって、建て替え中も基礎作りから完成まで毎日工事の様子をうかがっていたお二人。壁にはめ込まれた木製の編み込み窓や組子のリビングドアなど、内装の細かい部分まで丁寧に仕上げる『旭住宅』スタッフの仕事ぶりを目の当たりにしながら、我が家の完成を心待ちにしていたそう。「『旭住宅』さんが造る家の、自然素材の風合いや手作り感のある温かな雰囲気が気に入っています」と大満足のご主人。
 でも『旭住宅』を家づくりのパートナーに選んだ一番の決め手は、『旭住宅』の担当営業スタッフの方の人柄だったよう。自由設計で自分たちの希望通りの家を建てるためには、技術や性能とともに担当スタッフとの良好なコミュニケーションも欠かせない。冗談を言い合いながらの何気ない会話から得られるMさんご夫婦の好みやライフスタイルに最適なプランを提案し、ゲストの方々にまで喜んでもらえる住まいとなったM邸。多くの人たちの憩いの場として、長く愛される住まいになりそうだ。



【旭住宅/鹿児島】