「木を熟知し、厳選された本物の極上素材しか使わない同社だからこそ、安心して進めることができました。品質ばかりではなく、間取りも一発で気に入りました。実は数社に打診しましたが、どれも気に入らず…。無駄がなく、限られた空間を有効活用した、同社のプランニングに任せようと、即決でした」。
平屋ならではの、ワンフロアで構成されたつながりを持つ寛ぎの空間は家事動線もスムーズ。以前は3階建てで同居していたこともあり、階段の昇降がない生活は、年を重ねてもストレスを感じることなく快適な暮らしができる。勾配天井の広がりのあるLDKは、仕切りがなく必要な部屋数だけ、コンパクトにまとめられ、子供にもすぐに目が届く環境に。ウッドデッキもリビングの延長のような豊かな空間を作り出している。
「暮らしやすさ」を重視したN邸の住まいには、造り手の行き届いた配慮と奥様のアイデアが随所で見受けられる。まずは、横につながる家事動線。キッチンから洗面&脱衣所が隣り合い、無駄なく動けるのはもちろん、脱衣所には昇降式室内物干しを設置。そのまま洗濯物が干せて、使用しないときは簡単にしまえるので、見た目もスッキリ。さらに、扉は全て引き戸で対応。閉まる時は、ゆっくり静かに閉まるソフトクローズなので、手を挟む心配もない。小さな子ども達への安全性を考慮しての設計。
随所で嬉しい配慮や工夫が施されているN邸は、高性能断熱材による独自の外断熱工法で、季節を問わず最小限の冷暖房エネルギーを実現。また、24時間換気システムで、常にクリーンな室内環境を維持している。ワンルーム的な1つの床でつながる空間は、家族の絆を深め、将来の安心がつながる住空間となった。
Bさん夫婦の家づくりのきっかけは、本誌で紹介されていたミューズ建築工房の事務所の外観。気になっていた事務所をアポなしで訪問。すぐに社長と意気投合し、その場で即決したという。「迷いはありませんでした」との言葉通り、決断してから完成までなんと3か月余り。トントン拍子で進んだ家づくりだったが、その裏には同社の弛まぬ努力があったからこそ。「打ち合わせから完成まで本当に早かったです。でも、決してお任せしたわけでも妥協したわけでもないです。むしろ、様々な要望を出しました。一番多かったんじゃないかなぁって思うほど。こんなリクエスト初めてです…なんて言われちゃったんです。でも、丁寧に何度も話を聞いてくれて、何よりも、私の好みを把握してくれていたので、要望やリクエストに迅速に、しかも的確に対応してくれました。資金面での細やかな配慮もあり、家づくりがスムーズに楽しくできました」と奥様。全幅の信頼が置けるパートナーと出会い、理想の我が家を手にした喜びは尽きない。
【ミューズ建築工房/鹿児島】