統一感のあるアプローチや美しい庭、そして家のナチュラルな雰囲気が見事に調和するF邸は、「木の風合いを大切にしたかった」と床材や壁紙などを厳選し、色も白を基調とするなどこだわりを随所に感じさせる家。
遊び心のある飾り窓や回遊できるリビングなど、随所にオリジナリティを感じることからてっきり注文住宅かと思いきや、実は規格住宅とのこと。聞けば「費用が明確なので予算を気にせず色々できるから」と規格住宅をメインで探し、自由度の高さに定評のあるセンチュリーハウスに決めたそう。間取りや素材、大きさ、屋根の向きに至るまで思い通りになり、「注文住宅のような満足感が得られました」と奥様。
自分たちの生活に合わせて選んでいく『家づくりの楽しさ』をしっかり味わいつつ、ローコストで理想の家を手に入れられたそう。抑えた分の予算をオーダーカーテンやエクステリアなどに回し、家のクオリティがさらにアップした点も嬉しい限り。
Fさん家族が特にこだわったのがリビング。限られたスペースで開放感を出そうと勾配天井を採用し、隣には和室を設えてある。引き込み戸を採用してあるので、普段は開放してリビングの一部になっている。
子ども部屋はキッチン側の奥にあり、親子が気軽に声を掛け合えるように。本来の規格ではリビングの掃き出し窓の前にあったという車庫スペースをずらし、代わりにウッドデッキを置いて視界を一層広げる工夫がしてある。
キッチンはコンロ側を壁に付けないことでアイランドキッチン風の開放感と回遊性を得ている。庭とつながる掃き出し窓には、シェードカーテンでスッキリさせると同時に、小さな子どもがぶら下がらないというメリットもある。
家づくりで後回しにされがちなエクステリアにもF邸は最初から力を入れていて、花壇・植物などの配置や眺望、ガーデンライトまで計算されているから、庭づくりも存分に楽しめそう。外でも中でも家族とふれあえる時間が持てそうだ。
【センチュリーハウス/鹿児島】