白を基調としたラップサイディングの外壁に、ブルーの窓枠がひときわ明るく映えるH邸。カナダをはじめ世界各地から選りすぐった部材で建てた輸入住宅は、周囲の景色に溶け込みながらも圧倒的な存在感を放っている。
実はH邸のご主人は、カナダプレイスのライフスタイルプランナー。同社の家づくりに惚れ込んで入社した経緯もあり、満を持しての家づくりとなった。「もともと海外の映画やミュージックビデオに出てくるような、家の中と外が一体となったライフスタイルに憧れていました」とHさん。その理想をそのまま形にしたのが、H邸のトレードマークであるカバードポーチだ。
空と錦江湾に向けて開けたカバードポーチは、リビングとシームレスにつながる空間。自然の風をゆったりと感じながら、家族みんなでくつろぐことができる。また、親戚や友人を招いてバーベキューをしたり、DIYを楽しむにも十分な広さ。多機能かつ快適に使えるスペースは、暮らしの質を上げ、家族のコミュニケーションも豊かにしてくれる。
室内にも輸入住宅ならではのスタイリッシュさが漂う。ブラスナンバーが飾られた玄関を入ると、あがり框のないフラットなエントランスが広がる。リビングの白壁に映えるのは、ご主人が選んだアート。家具や照明はブラウンで統一されているから、カラフルな雑貨を飾っても空間にまとまりが生まれる。
そんなH邸は、1階にLDKと寝室、水回りをまとめ、2階は子ども部屋だけを配した間取り。ライフスタイルの変化を見据えて、夫婦の生活空間を1階に集約している。また、暮らしやすさに配慮し、コンセントを増やしたり、傷がつきにくく掃除がしやすい床材を用いているのも特徴だ。
「家づくりで最も予算をかけるべきところは構造です」と語るHさん。住宅先進国・カナダに学んだノウハウを活かした「i-home」は、ツーバイフォー工法ならではの丈夫な構造が自慢。気密性、断熱性に優れ、夏は涼しく冬は暖かな省エネ住宅だ。実際に「台風の時も外の音は気になりませんでした」と言うほど。理想の家に暮らす感動が満ちたりた笑顔にあふれていた。
【カナダプレイス/鹿児島】