畑や田んぼが並ぶ静かな住宅地の一角にあるN邸は、そのおだやかな環境に馴染みつつも、唯一無二の存在感を放っている外観が目を引く。表情豊かな木の外壁と美しい植栽がまさに『だんらんホーム(イシタケ)』らしさを象徴している。Nさんご家族たっての希望だった枕木と紅葉をうまく取り入れ、情緒豊かなエントランスもN邸の顔とも言える。「私たちの希望を期待以上の形で実現してくれました」と同社の提案力にも満足のご様子だ。
室内もまた木のぬくもりにあふれている。浮づくりの杉の床は木肌の優しい質感が心地良く、天井の杉板も和モダンな趣をより一層引き立てている。「子どもたちが気持ち良さそうに床に寝転がります」と笑顔のご主人。お子さんたちもすっかり気に入っているようだ。旅館さながらの雰囲気のハーフユニットの檜風呂も特筆したい。その風情と香りに加え、窓から見える木々の美しさも格別。家を囲むように配された植栽が、暮らしに彩を添えている。
6歳と1歳のお子さんはまだまだ目の離せない年頃だから、キッチン越しに家事をしながらリビングや和室で遊ぶ子どもたちの様子を見守れる安心設計。さらに、リビング横には子ども専用のスタディルームを設け、勉強部屋として活用する。今は子どもたちの遊び場になっているが、成長し個々の部屋として使えるようロフトベッドを造りつけた子ども部屋を用意した。また、玄関横の外収納は、ご主人の趣味である釣り道具やBBQグッズを収納。その横に設置したシンクは、釣った魚の処理やBBQの後片付けの際に活躍。子どもの成長やライフスタイルなど家族にフィットした工夫が満載だ。
多彩な造作家具もN邸の魅力の一つ。キッチンには収納するものにピッタリ合わせた食器棚と大容量の収納庫、スタディルームには勉強机、子ども部屋にはロフトベッド、リビングにはテレビ台や稼働棚など、適材適所の造作家具たちが生活や家事を楽にしてくれている。機能的なうえにデザイン性にも優れ、『だんらんホーム(イシタケ)』で賢く住み心地抜群のマイホームが実現した。
【だんらんホーム(イシタケ)/鹿児島】