日が落ちて、家路につくと見えてくる、灯りの漏れる温もりの我が家。ドアを開けると和の趣に心安らぐ空間が広がり、自然素材の優しさにもホッと落ち着く。そんな日常の何気ないワンシーンにさえ幸せを感じられる暮らし。Sさんご家族は、それを正匠との出会いによって叶えた。
同社の家を知ったのは7年前。買い物途中に通りかかったモデルハウスに、軽い気持ちで入ってみたのがきっかけだ。和の雰囲気や木の使い方が気に入ったが、当時はまだ本気で考えてはおらず、本腰を入れたのはそれから5年後。他社のモデルハウスをいくつか見に行くも、住まい手の健やかな暮らしに配慮された自然素材へのこだわりや、提案する家のテイストが改めて好みと合致すると感じたこと、また、7年前の出会いをスタッフが覚えていたことも嬉しく、やはり最終的には同社に行き着いた。宿泊体験では、冬場でありながらも寒さを感じることなく過ごせる温かさに感動。翌日には正匠での家づくりを決意していたそう。
家づくりでは、図面上だけでなく、例えばカウンターの使いやすい高さや幅を実際に確認しながら設置するなど現場での打ち合わせも大事にされた。S邸では、部屋がすっきり片付くようにと収納もほとんどが造り付け。一つひとつがご家族の好みと使いやすさに合わせて造られたオリジナルだ。建具も同様で、なかでもリビング戸は、知人から譲り受けた大島紬の布がはめ込まれ、以前に暮らしていた奄美大島の想い出が息づくものとなった。
「以前は冬場に息が白いような家だった」というSさん。今は外断熱・二重通気工法「ソーラーサーキットの家」リフレアに加え蓄熱式暖房機も備えているため、寒い冬の朝も快適に過ごせている。広々とした浴室もお気に入りで、全館浄水器を設置したことから水質も良く、「毎週のように行っていた温泉もほとんど行かなくなりましたね」とご主人。奥様と娘さんにいたっては「冬のお風呂あがりに肌のかさつきがなくなりました」と、新居がもたらしたライフスタイルの変化に当人も驚いている。お酒を片手にバルコニーで夕日を眺めたり、住まいに飾る季節の小物を吟味したり、庭の植栽を手入れしたり…我が家を愛し、新しい暮らしを楽しんでいるSさんファミリーだ。
【正匠/鹿児島】