様々な世代にうれしい要素をたっぷりと詰め込んだ『白木建設』の「koyaura」が注目を集めている。今回紹介するのは、日置市妙円寺団地に建てられた最新モデル。約82坪のゆとりある敷地を活かし、採光や景観に配慮した伸びやかなスタイルが印象的だ。
「koyaura」の大きな特長は、ネーミングにもなっている小屋裏スペース。片流れ屋根を有効的に活用するため、住空間を犠牲にすることなく容量を確保できる。収納としてはもちろん、家族構成やライフスタイルによって多様な使い方ができるのも魅力。同モデルハウスでは2階ホールと洋室に2か所、合わせて8・27㎡と十分な小屋裏スペースが用意されている。
その他、動線やニーズに応じた収納もあちこちに。特に1階フロアは各空間にクローゼットやオープン棚などを配置。収納家具がほとんど必要なくなるメリットだけでなく、内壁のクロスと収納扉の色を合わせているので、これだけ収納が多くても空間がスッキリと見えるのもポイントだ。
同モデルハウスは子育て世代の4人家族を想定したもの。建坪約34坪は、『白木建設』の「koyaura」タイプの中でもゆったりとした空間を持っている。とくにLDKは約20帖の広さがあり、大きな吹き抜けや勾配天井、テラスとつながる横への広がりとがあいまって開放感もバツグン。ここでは土地にゆとりがある分、採光に苦労はない。しかしリビングのトップライトを標準仕様とすることで、隣表が近い土地でも無理なく自然光を確保することが可能となっている。
室内は白を基調として、統一感のあるスタイリッシュな雰囲気に。ポイントに木目を配し、洗練された中にも温もりを感じさせる空間を演出。
2階へのアプローチはリビング階段で。吹き抜けを介して2階とのつながりも重視。キッチンやリビングにいても子どもの様子が分かり、一体感をもたらすレイアウトだ。家族の声が届くところで勉強すると、情操にもいいとのデータがある。ダイニングに作り付けたカウンターテーブルや2階ホールの畳コーナーは、勉強スペースとしても最適。
1階に主寝室を設け、トイレやバスルームへのアクセスをしやすくすることで、将来での暮らしやすさにも配慮。この暮らしやすさの配慮は、生活でのランニングコストにまで及んでいる。
『白木建設』の住宅は、2014年から「認定 低炭素住宅」を標準装備。同モデルハウスも同様で、「低炭素住宅」は省エネに関して高い性能が認められている証し。長期優良住宅と同等の、税制面での優遇もある。屋根には太陽光発電パネルを設置。10年間にわたり余剰分の電力買い取り額が固定されているのも魅力のひとつと言える。
省エネをサポートするため、外壁には断熱性にすぐれたガルバリウムのサイディングを採用。さらに外壁の内側にはアルミを蒸着させた遮熱シートが貼られている。ガルバリウムは他の外壁材や屋根材と比べて軽いため、建物にストレスを与えにくく、地震にも強い。内壁にはシックハウスの要因を吸着する素材を用い、快適で健康的な住空間での暮らしを提案している。
【白木建設/鹿児島】