青空に映える緑のとんがり屋根と白のサイディングのコントラスト。昔ながらの住宅地に建つT邸は、小説『赤毛のアン』を想起させる佇まいだ。 外観だけでなく、室内もまた輸入住宅ならではの上質感が漂う。重厚感のある無垢のフローリング、ナチュラルカラーの壁紙に、奥様チョイスのゴールドを基調としたインテリアが空間を華やかに彩る。キッチン横の独立したダイニングルームは外から見ると六角形の塔屋型の部分。掃き出し窓、小窓から注ぐ柔らかな光と外の景色を楽しみながら、とっておきの時間を過ごすことができる。「家族の団らん、友人を招いてホームパーティーなど、多目的に使えるので気に入っています」。キッチン奥のパントリーや大容量のファミリークローゼット、主寝室のウォークインクローゼットなど至る所に設けた収納のおかげでどの空間もすっきりとした印象を与える。視覚的にも機能的にも心地いい住まいで、たくさんの思い出が育まれるだろう。