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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.51)旭住宅

※鹿児島家づくりの本Vol.51(2024春夏)より抜粋
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建築場所
霧島市/K邸(夫婦+子ども2人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
263.22㎡(79.62坪)
延床面積
97.71㎡(29.55坪)
1階面積
97.71㎡(29.55坪)
本体価格
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“ちょうどいい”から暮らしやすい 五感を満たす自然素材の健康住宅

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健やかな身体を育む 音響熟成木材と幻の漆喰

 「木の良さを愉しめる家にしたい」というKさんご夫婦が、数々のハウスメーカー、工務店を巡った末に出会ったのが旭住宅だ。「姶良市にある平屋建てのモデルハウスを見学して、自然素材の良さを実感。決して急かさず、優柔不断な私たちにとことん付き合ってくれる寺迫さんの人柄も決め手のひとつとなりました」。
 自然素材でつくられた室内は、クラシック音楽を聴かせて熟成乾燥させた「音響熟成木材」を使用。調湿効果や保温・保湿・防カビ・防菌作用があり、優しい風合いと柔らかな感触、森の中にいるような清々しさが五感によく響く。経年変化を楽しめるのも魅力だ。手塗りで仕上げられた「幻の漆喰」は、空気中のゴミやほこり、気になる匂い、化学・有害物質を吸着分解する天然の空気清浄機。「木の香りに包まれるとリラックスできるし、部屋中の空気がサラッとしているから過ごしやすいんです」。快適かつ、健康に暮らせる住まいに夫婦ともに満足しているようだ。

ライフスタイルに寄り添った 家族思いの空間設計

 リビングは勾配天井と掃き出し窓で開放的に。一方、ダイニングキッチンはあえて天井高を低くとり、こぢんまりとした空間に仕上げた。「建築中は毎日のように足を運び、気になるところは都度相談。要望にも柔軟に対応してくれました」。
 家づくりを進める際、自分たちにとって心地いい間取り、動線、収納はどういったものなのかをノートに書き出して、夫婦間でやりたいこと・譲れないことを共有。「これまでの生活を見直すと、シューズクロークとファミリークロークはいらないことに気づいたんです。どちらも壁面収納にして、その分リビングを広くしました」。キッチンからパントリー、ランドリールームを横並びにして、調理・片づけ・洗濯などの家事を同時で進められるように。「行き止まりがないので動作に無駄がない。なにより、子どもたちが楽しそうに走り回っているのが嬉しいです」。広さも収納も動線も〝ちょうどいい〟住まいで、Kさん家族は快適な日々を積み重ねていくだろう。