設計から施工、管理、アフターメンテナンスまで自社スタッフによるオールインワンの家づくりを行う白木建設。注文住宅で得た多彩なニーズを反映させた分譲型モデルハウスの評判もすこぶる高い。今回紹介するのは、ゆとりある居住性とスムーズな動線をもたせたプラン。LDKに入ると、屋根なりの勾配天井を生かすスキップフロアを備えた大空間がお出迎え。掃き出し窓と天井に設えたトップライト、高窓から入る自然光で日中は照明いらずの明るさだ。キッチンから数歩で移動できる水回りはコンパクトにまとめて一連の作業をスムーズに。パントリーやシューズクロークなど充実の収納で住空間はすっきり整う。
耐震等級3を獲得する長期住宅という点にも注目。構造躯体で採用しているコーチパネルは軸組工法とパネル工法の良いところを併せ持ち、震度6~7の揺れに対応する。セルロースファイバーの断熱材、オール樹脂サッシの窓が標準仕様で家計にも健康にも優しい。
一般的な分譲型モデルハウスは、幅広い世代に向けたオーソドックスなプランがほとんど。しかし、同社は新たな提案やアイデアをそこかしこに散りばめている。例えば、寝室から愛車を眺められるインナーガレージ。住み手にとって寝室は日常的な場所になるが、この家では非日常を味わえる。車2台にバイクも置ける広々とした空間に造り付けの収納棚とカウンター。ガレージから玄関へ直接行き来できる無駄のない造りもぜひお見逃しなく。
LDKにつながるスキップフロアにはカウンターデスクが造作され、リモートワークや子どもの勉強などに活躍。その下には、広さ3帖ほどの蔵収納が用意されている。物の出し入れがしやすいため、普段の収納をはじめ、季節用品、避難時の必携品、食品の備蓄に便利。収納に限らず、キッズスペースや趣味部屋として活用するのもいい。安全安心、快適な性能だけでなく、日々の暮らしを楽しむ仕掛けが施された必見のモデルハウスだ。