住み慣れた場所に新居を構えよう―。転勤族のWさんが、そろそろ腰を据えようと選んだ場所は、かって知ったるご主人の地元。実家近くに土地を買い、お子さんたちが区切りよく進級するタイミングで新生活を始めるべく新築を決意した。家づくりのパートナーに選んだのは、以前から縁のあった小永吉ホーム。「スタッフ皆さんの人柄を知っているので、安心して任せられました」とご主人。設計は一級建築士事務所「M・SAKAGUCHI設計」によるもので、設計士と直接やりとりをしながら、思い描く住まいを丁寧にかたちにしていった。
暮らしの中心となるのは天井高2・7メートルの広々としたLDK。開放的な空間を、お子さんたちが無邪気に走り回る。パントリーやスッキリと見栄え良く片付く食器棚など充実の収納を備えたキッチンもゆったりとした広さで、食事の支度をしながら家族を見守れる間取り。廊下を挟んですぐ隣が子ども部屋で、子どもたちの様子に気を配りやすいのも安心だ。
大事にしたのは「永く快適に暮らせること」。階段を上り下りする必要のない平屋を希望し、前述のキッチンや、室内干しスペースを備えた洗面脱衣室など、家事のしやすさにもこだわった。玄関横には2・25帖の多機能スペースもあり、書斎に、収納に、集中したいときの勉強部屋にと、小さい空間ながらライフスタイルの変化に合わせて多用途に使える。また、住まいの断熱材には「スーパージェットファイバー」というリサイクル素材を使用。地球環境に優しいだけでなく断熱性にも優れた素材で、さらに隙間なく施工できるため、高い断熱性能を発揮する。難燃処理による耐火性と、100デシベルの音を約半分の54デシベルまで抑えるほどの遮音性の高さもポイントだ。
庭にはテラスを設け、「夏はバーベキューも楽しみたい」と話すご主人。一方で「菜園で子どもたちと一緒に野菜を育てたい」とは奥様。お気に入りの我が家で始まる新しい暮らしに、胸膨らませるWさんファミリーだ。
【小永吉ホーム(小永吉建設)/鹿児島】