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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.50)尾堂産業

※鹿児島家づくりの本Vol.50(2023秋冬)より抜粋
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建築場所
鹿児島市/K邸(夫婦+子ども2人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
165.29㎡(50.00坪)
延床面積
93.24㎡(28.20坪)
1階面積
44.46㎡(13.44坪)
2階面積
48.78㎡(14.75坪)
本体価格
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光と風が注ぐリビングがわが家のとっておき! 暮らすほどに住み手と地域に馴染む『木楽な家』

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    ヒノキの香りがうれしいオリジナルの浴室は標準仕様。我が家で温泉気分を味わえるとあって、住み手に喜ばれている
  • 自社製材のスギの黒芯を用いた外壁と塗り壁のコントラストが美しい。その建物に馴染む植栽や花棚石を使ったアプローチは、住宅地の風景にも彩りを加えていくはずだ
  • 2階のバルコニーに出ると、さらに開放感たっぷり。キャンプ好きのK家では、夏はタープを張って日除けに。屋根の上に設置されているのは、太陽熱を暖房に活用する「びおソーラー」
  • 玄関土間からすぐに階段ホールへ。奥にはフリースペースが広がる。階段裏が洗面室・衣類収納になっており、帰宅後の衛生動線もばっちり!さらに階段下には床下エアコンを格納
  • 隣家が近く、ウッドフェンスで目隠しをしてプライベート感を高めた1階のフリースペース。2連の掃き出し窓のおかげで、想像以上に明るい
  • 建物の中心にある吹き抜けの階段。エアコンの風を1階へスムーズに下ろすためこの配置になった。階段の途中で、子どもたちが本を読んでいることもしばしば
  • リビングと主寝室の間には書斎コーナーを用意した。目線の高さに小窓があるなど、家族の気配を感じながらの作業が叶う
  • 作り付けのキッチンは、省スペースで作業効率の良いコの字型デザイン。お弁当や休日の食事を担当するご主人も使いやすいと好評
  • 森の中でくつろぐようなリラクゼーションを味わえるリビング。東面からの採光を活かし、明るく開放的な空間に仕上げた
  • 引き戸で仕切るため、開けておけば個室でもオープンな空間に。室内の回遊性にもつながり、行き止まりのない動線ができる
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    周囲の環境を読み解き、光や風を取り込む2階のLDK。全開口窓や小上がりになったバルコニー、軒天までつながる格子状の天井などが相まって、空間に広がりを生んでいる
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    子どもたちのスタディーカウンターがあるのはキッチンの横。食事の準備をしながらでも、すぐに声掛けができる距離感がいい
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    洗面・脱衣室、ファミリークローク、ドライルーム兼家事室を直線に配置。洗濯動線が短く、家事の時短にも貢献する
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    南面に広がるウッドデッキには、子どもたちが大好きなブランコを設置。深い軒が覆っているため、多少の雨でも遊んだり、洗濯物を干したりできる
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    畳敷きの主寝室。これまで和室中心の生活だったこともあり、ひとつは欲しいと採用した。壁には床座スタイルに重宝する背もたれも作り付けている
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    ヒノキの香りがうれしいオリジナルの浴室は標準仕様。我が家で温泉気分を味わえるとあって、住み手に喜ばれている
  • 自社製材のスギの黒芯を用いた外壁と塗り壁のコントラストが美しい。その建物に馴染む植栽や花棚石を使ったアプローチは、住宅地の風景にも彩りを加えていくはずだ
木の家で叶える 心地良い暮らし

 利便性の良いマチナカの住宅地。Kさん家族は現在の場所に、借家があった頃から暮らしている。「〝家づくりの本〟を見ながら、マイホームを検討していた時期もあったのですが、いったん保留になって。物事が落ち着き、これからの暮らしを考えていたタイミングで父から、尾堂産業の家がいいぞ、と紹介されました」と、穏やかな笑顔で当時を振り返るKさん。
 実際に伊集院に建つモデルハウスを訪れたとき、たっぷりと用いた天然木の表情や漆喰塗りの壁に感銘を受けたという。木の家で育ち、お父様が庭づくりを趣味としていたことから、樹木や植物が生活の身近にあった。「玄関ドアを開けると、木の香りがしました。家族とこんな家で暮らせたら、日常がさらに楽しくなるかもしれない。わが家での時間は、いろんな原動力になりますからね」。そこから家づくりへの思いが再燃。自分たちがどんな暮らしをしたいのか。ご夫婦が描く理想と未来がこの家には詰まっているのだ。

住宅地でも開放的な 2階リビング

 住み慣れた場所での新たな暮らし。それまで住んでいた借家は古い平屋。周囲は2階建ての住宅がほとんどで、南側にも背の高い建物がある。陽当たりは決して良いとは言えず、日中でも室内は暗い環境。10年ほど住んでいたものの、南側の庭に出て遊ぶこともなかったそう。
 そんな理由から、Kさんが第一に求めたのが「明るい家」だ。様々な条件がある中、尾堂産業はファーストプランで、2階リビングを提案。「実家が二世帯住宅で、祖父母が1階・私たちが2階という間取りで生活していたんです。なので、提案も違和感なく受け取れました」。
 ご夫婦に案内されて2階へ上がると、自然光が差し込むリビングが視界に飛び込んでくる。中央に階段があるので、一番上の踏み板では間仕切りがほとんど無いフロアの様子を一望することが可能。吹き抜けの勾配天井とリビングから続くバルコニーが開放感を創出し、木目の豊かな表情と相まって実に心地いい空間となっている。

人も空気もゆるやかにつながる

 尾堂産業では、暮らす人のライフスタイルを軸に、自然との一体感を得られる家づくりを実践している。K邸は住宅地に建っているが、室内に一歩入ればまるで森の中にいるような感覚に。自社でじっくりと乾燥させる木材をはじめ、梁や柱を現す伝統的な工法や造作の木製家具・収納が標準仕様となっていることも要因だ。加えて、人や空気がスムーズに流れるよう、ゆるやかにつながる間取りにも特徴がある。延床面積約27坪のK邸だが、数字以上のゆとりと広がりを感じられるのだ。 
 これだけオープンだと、冷暖房効率が心配になる人もいるのでは? Kさんによると「夏は2階のエアコン1台だけ。24時間稼働させていますが、光熱費は以前の家より減ったほど。冬は〝びおソーラー〟や床下エアコンの活躍が楽しみです」。 
 2階リビングでプライバシーを確保しながら、伸び伸びとした家族時間を満喫するKさん家族。今後は、プライベート感溢れる1階も活用するべく、楽しい計画を練っている。



【尾堂産業/鹿児島】