住宅展示場の中で、ひときわ存在感を放つ旭住宅の平屋モデル。塗り壁と焼き杉、陶器瓦のコントラストが美しい。アプローチを抜け玄関に入ると、胸いっぱいに吸い込みたくなるような清々しい木の香りが広がる。
自然素材で作られた室内は、クラシック音楽を聞かせて熟成乾燥させた「音響熟成木材」を使用。保湿・保温・防菌作用があり、あたたかな風合いと柔らかな感触、森の中にいるような香りが五感によく響く。手塗りで仕上げた「幻の漆喰」は気になるニオイやほこり、化学・有害物質を吸着分解。調湿作用にも優れており、まさに天然の空気清浄機能だ。実際に鼻炎が治まった、ぐっすり眠れるようになったという声をよく耳にするのだそう。自然素材にこだわる同社では、羊毛断熱材「サーモウール」を採用。保温性・調湿性に優れた天然羊毛の力により、冬も夏も快適な暮らしが叶う。自然素材の良さと同社が培ってきた技術・経験をここかしこに感じられるだろう。
家は人生の中で最も長い時間を過ごす場所。だからこそ、健康に過ごせるだけでなく、飽きのこないデザイン、生活しやすい動線配慮も重要な要素となる。
落ち着きのある玄関ホールからリビングに入ると、ワンフロアのLDKが迎えてくれる。屋根なりの勾配天井と半屋外のテラス、セカンドリビングとの組み合わせが開放感をさらに高め、居心地のいい空間を演出している。LDKに生活感が出ないよう、半屋外のテラスを境に、パブリックとプライベートを緩やかにゾーニング。プライベートスペースにはファミリークローゼット、寝室、セカンドリビングを配し、プライバシーを確保しながら思い思いの時間を過ごすことができる。キッチンは調理・配膳・片付けの動作がスムーズになる二型キッチンを採用。横には調理器具や食品類をたっぷり収納できるパントリーを設置した。コンパクトな動線上に必要なものをすぐに出し入れできるのも、生活のしやすさに直結している。
【旭住宅/鹿児島】