転勤族だったSさんが、仕事を勤め上げたのちに安住の地として選んだのは、奥様の実家があった緑深き地。草木を切り拓き、奥様がかつて暮らしていた実家を解体し、夫婦二人で住む新たな家を構えることに。本誌をきっかけに同社と出会い、その柔軟で真摯な対応が決め手となって家づくりが始まった。そして、奥様が書いた間取り図をベースに、そのほとんどが反映され、思い描いていた通りの家が完成。飽きのこないシンプルなデザインを目指しつつも、心地よい空間づくりにこだわった。陽がたっぷりと注ぐ水回りや大容量の収納&パントリーに趣味部屋など、年齢や生活スタイルにフィットした住み心地の良さに、ご夫婦共に大満足のご様子。
朝日や鳥のさえずり、ご近所さんの農作業の音など自然の営みの中で目覚め、日中は庭仕事や趣味の時間に興じ、夜は夫婦水入らずのゆったりとしたひとときを過ごす―。何気ない日常の幸せと自然がもたらす恵を日々の暮らしの中でごく自然と感じられる、そんな家だ。
【KURA匠 (くらしょう)/鹿児島】