ショッピングや教育機関にアクセスしやすく、静かで暮らしやすい周辺環境が魅力の鹿児島市東谷山。ここに白木建設の「東谷山ZEH分譲Ⅱ」が建てられている。限られた敷地に、3台の駐車スペースが付いた4LDKの住宅だ。住宅地で隣家はあるものの、南面に開口を大きく取り、自然光をたっぷり取り込めるように設計。屋根には4・8kwの太陽光発電パネルを搭載した、話題の『ZEH』の家でもある。
『ZEH』とはネット・ゼロ・エネルギーハウスのこと。住宅の断熱性や省エネ性能を高める一方で、太陽光発電でエネルギーを創り出す。そうして、生活で使われる一次消費エネルギー量(空調・照明・給湯・換気)の収支をプラスマイナスゼロに。環境にも住み手にもやさしい住宅なのだ。しかも同社は、国が定めるZEH基準値よりも厳しい数値を独自に設定。セルロースファイバー断熱やLED照明、断熱性の高いサッシといったハイクオリティな標準装備と確実な自社施工で基準値をクリアしている。
この分譲モデルハウスは、縦長の土地を生かしたムダのない活用が大きな魅力。外観・内観ともに白をベースにした配色で、やわらかなイメージに仕上げている。一見するとシンプルだが、だからこそ住んでからのアレンジが効くというもの。そのままを楽しむのもいいし、自分たちらしい彩りを加えるのもいい。どんな風に暮らしたいか、という想像が自然とふくらんでいくデザインだ。
一階フロアはLDK+和室。和室は再奥に配し、サンルームとつながっている。サンルームからウッドデッキに出られるため、回遊性のある動線となり、洗濯時にはかなり重宝しそう。室内ドアはほとんどがスライドタイプで、これも室内の動きやすさに一役買っている。
南東に対して広い縦長の形状を有効的に使い、階段とダイニングの上部を吹き抜けにして、明るさと伸びやかな空間を確保。リビングはやや採光を抑え、ゆったりと落ち着けるスペースに。フロアは同じでも、さり気なく雰囲気を変える心遣いはさすが。
【白木建設/鹿児島】