おしゃれな雑貨や小物がよく似合うヨーロピアンスタイルの輸入住宅を手がけるインターデコハウスの新しいモデルハウスが、桜島を一望できる大明ヶ丘の高台に誕生した。それは、ゆったりとした時間が流れるイタリアトスカーナ州の原風景を彷彿とさせる、スローライフの似合う家。ルネサンスの中心地フィレンツェを州都とするトスカーナ地方は、中世時代の面影を残す風景が多くの人々を魅了する美しい観光地でもある。
そんなイタリアの小さな町に佇むような家を再現させたTUSCAN(タスカン)。モデルの室内に入ると、エントランスにあしらわれたイタリアンタイルや高級感漂うアイアンが個性豊かな表情を見せ、落ち着いた色合いの床材や空間をソフトに区切る下がり壁で洗練された雰囲気を演出。コーディネートされている小物や家具、真っ白な塗り壁まで、目に映るもの全てが優雅な気持ちにさせてくれる住まいだ。
思わず目を見張るデザインだけでなく、一日がゆっくり過ぎていくイタリアのライフスタイルもお手本にしたこのモデルハウスでは、暮らしやすさに配慮した間取りも見所の一つ。1階は、玄関正面に階段と収納、左にバスルームなどの水回り、右にリビングやキッチンを配置して帰宅時の動線をスムーズに。リビングはキッチンダイニングと壁でセパレートされたくつろぎスペースだが、壁にドアではなくアーチ状の入り口を設けたことで、より奥行きを感じられる空間に仕上がった。
リビングやダイニングに設けられたテラスなど、玄関以外にも内と外をつなぐスペースがあるので、ガーデニングやアウトドア気分を気軽に楽しめるのも魅力。天気の良い日はテラスや庭にテーブルを出して料理とワインを並べてみるのもおすすめだ。見慣れた桜島と錦江湾の景色を眺めながら、ふと地中海に思いをはせる。そんな時間になるかもしれない。
【インターデコハウス(丸和建設)/鹿児島】