穏やかな夕暮れの空の下、ひっそりと佇むW邸。玄関アプローチの美しい植栽と焼杉が見事にコラボ。広々とした駐車場も家の雰囲気と一体化し、趣のある姿を見せている。玄関を入ると右手にあるハイサイドライトの窓から光がこぼれ、大容量のシューズクローゼットが目に留まる。目の前には、風情漂う庭園もあり、帰宅したときに思わずホッとさせてくれる雰囲気だ。
リビングダイニングは、開放的な勾配天井と全開口の窓からの景色が印象的。リビングから続くウッドデッキと和風庭園、そして高台ならではの眺望は、朝・昼・晩とそれぞれ違う表情を見せてくれるので、一日中見ていても飽きない贅沢な景色だ。この「水平・垂直のラインをいかに美しく見せるか」にこだわった建築家の心意気も感じられる。夜になると使用するカーテン代わりの障子は、洋のテイストに「和」をプラスすることで、洗練されたおしゃれな空間になっている。ここは夫婦ともにお気に入りの場所だそう。
奥様お気に入りのコの字型キッチンは、さまざまな動きや高さを考慮し、収納まで配置された優れもの。「食育」の観点からも子どもや孫と一緒に調理でき、ダイニングテーブルとして活躍できるそのつくりはフルオーダー。OA機器を収納するスペースまで確保されているのも嬉しい心遣いだ。また、キッチン奥のパントリーや洗面コーナーもコンパクトにまとめられ、収納力抜群。家族の衣類などを収納できるファミリークローゼットもあるので、雑多なモノも目立たず、玄関横のドアから一直線にバスルームに続く便利な動線になっている。
このように、様々な工夫を取り入れたW邸は、バリアフリー性・可変性・省エネルギー性・劣化対策・耐震等級3や制震構造などを兼ね備えた、長く安心・快適に暮らせる「長期優良住宅」。さらに、24時間エコエア換気システムでニオイやホコリもコントロールしてお掃除楽々。機能充実の安らぎの家で、夫婦のゆったりとした暮らしが始まった。
【ベルハウジング/鹿児島】