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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.44) あいハウジング

※かごしま家づくりの本Vol.44(’21春)より抜粋
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建築場所
薩摩川内市/I邸(夫婦+子ども2人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
117.38㎡(35.30坪)
延床面積
99.34㎡(30.05坪)
1階面積
99.34㎡(30.05坪)
本体価格
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西海岸の雰囲気を再現しつつ 自分たちのこだわりをプラスしたサーファーズハウス

サーファーズハウスの再現と「自分らしさ」の追求

 どっしりとした佇まいに、緩やかで大きな屋根。広いスペースを確保したウッドデッキには明るい光が差し込むI邸。カリフォルニアスタイルを基調に、Iさんご夫婦のこだわりをプラスしたサーファーズハウスは存在感抜群だ。昔からアメリカンスタイルが好きなIさんは、カリフォルニアスタイルを得意とするあいハウジングで即決。庭にはシンボルツリーのソテツ、金網のフェンス。さらにはアウトドアリビングも楽しめるカバードポーチに2種類の花ブロックでカリフォルニアスタイルの外観を忠実に再現した。
 カリフォルニアスタイルといえば、青と白の配置を連想するが、Iさんは外窓枠のサッシや壁付け物干し、室内のスイッチやランプ、ドアノブにカーテンレールまで細部を黒に統一することで全体的にクールでシャープな雰囲気に仕上げた。
 西海岸の風情を楽しみつつ、Iさんのこだわりが凝縮されている。

家族みんなが喜ぶ リビングを中心とした空間設計

 玄関からリビングに入ると、広々とした空間が出迎えてくれる。屋根勾配を活かした吹き抜けと木の香りが心地いい。リビングを家の中心とし、家族が自然と集まる空間にはいつも笑顔が絶えない。子ども部屋もリビングを通り道にすることで、常に家族の気配を感じられる間取りだ。キッチンは家族とおしゃべりしながら作業ができる対面式で、家事動線も配慮されている。カリフォルニアスタイルには珍しく、リビング横には和室を配置。子どもたちのお昼寝や来客用の寝室に最適だ。
 リビングからカバードポーチはフラット続きなので、天候を気にすることなく外干しができる。「家族や友人とバーベキューをしたり、またスケートボードも始めたいですね」とIさんご夫婦の夢が広がる。日々の暮らしを快適に過ごせるだけでなく、楽しい時間も共有できる工夫が満載のマイホームが実現した。



【あいハウジング/鹿児島】