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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.44) 木づくり建築工房 住まいず

※かごしま家づくりの本Vol.44(’21春)より抜粋
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建築場所
姶良市/N邸(夫婦)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
233.54㎡(70.65坪)
延床面積
80.51㎡(24.35坪)
1階面積
72.51㎡(21.93坪)
本体価格
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自然光とシンプルな照明が見事に調和した フルオーダーで叶えた理想の住まい

自然の中に居るような 究極の寛ぎ感を演出

 緑豊かな自然に囲まれた、のどかな住宅地にひっそり佇むN邸。勾配屋根から伸びる煙突が特長で、周囲の自然とも違和感なく溶け込んでいる。出来る限り自然を身近に感じられるようにと、設計にも数々の工夫が。リビングに設けた高窓からは、昼間は自然光を採り入れて明るさを確保し、夜は月明かりが差し込み柔らかな光に包まれる。冬に暖炉を点灯すれば緩やかな炎が相まって幻想的な雰囲気に。自然光を活かしつつ、照明器具の明かりとの調和を考慮し、昼間と夜で異なる光の演出を行っている。さらに、自然素材の優しい雰囲気が広がる木の住まいは、オーク材やレッドシダー材、杉など用途に応じて様々な材木を使用。木目の特徴や色合い、質感・肌触りを活かしながら、空間を美しくデザイン。緻密に計算された空間構成に驚くばかりだが、それもそのはず。実はご主人は、住まいずの設計士。究極の心地良さを求め、自分らしいシンプルな暮らしを実現する「フルオーダーの家」を完成させた。

空間を無駄にしない 有効活用の工夫と技

 白と木目を基調とした室内はワンルームのように繋がる空間。生活の中心であるLDKはどの部屋にも繋がり、キッチン隣には、ランドリールーム、浴室、洗面と家事動線もスムーズ。リビングには段差のあるスキップフロアを採用。小ぢんまりとした畳コーナーだが、お昼寝やリラックスするのにもってこいのスペースだ。壁があまりない平屋だが、繋げたまま緩やかに区切ることで空間に変化が生まれ、暮らしに幅もできる。さらに、畳コーナー部分に大型収納を設置。玄関とも隣接するので土間収納として利用できる。キッチンも壁付式にすることで空間を遮ることなく広々としたリビングを維持。魅せるキッチン&収納棚には、好みの食器やインテリアを飾ることで、理想の空間を演出することも。カウンターテーブルがあるので使い勝手もよく、家族の様子を伺いながら料理ができるのは大きなメリット。限られた住空間を有効に活用する「術」が随所に隠されている。



【木づくり建築工房 住まいず/鹿児島】