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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.42) 旭住宅

※かごしま家づくりの本Vol.42(’20春)より抜粋
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建築場所
いちき串木野市/B邸(夫婦+子ども4人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
299.69㎡(90.65坪)
延床面積
130.89㎡(35.59坪)
1階面積
95.29㎡(28.82坪)
2階面積
35.60㎡(10.76坪)

大空間LDKの健康住宅で育つ家族の絆 多目的に使える空間で自由に過ごす

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良質の天然素材で作られた 五感全てが癒やされる家

 玄関から中へ入った瞬間、木の清々しい香りで迎えてくれるB邸。この爽やかな空気感こそがBさんご夫婦の旭住宅への家づくり依頼の決め手になった。
 喘息気味の子どもや家族の健康を考えて、健康住宅にこだわり数々の建設会社やモデルハウスを回っていた時、「空気が本当に違う」と感じたのが旭住宅の家だったそう。旭住宅は、木の細胞を壊さないように乾燥させた音響熟成木材や有害物質を吸着・分解する効果の高い幻の漆喰を使い、『呼吸する家』を手掛けていることで知られている。素材の良さと高い技術により、天然の空気清浄器のような働きが得られる点に加え、室内が木の香りで満ちているので、いつでも森林浴のような心地よさが実感できると評価が高い。「深く眠れるのか毎日スッキリと目覚められます」「鼻炎持ちでしたが症状が出なくなりました」と、実際に数か月暮らしているBさんご夫婦のコメントからも、自然素材を使った家の素晴らしさが伝わってくる。

賑やかな声が響くLDKで 楽しい時間を共有する

 愛情深いご主人同様、家族のことを一番に考える奥様の希望は「家族が自然と集まってくるLDK」。開放感を出すため吹き抜けを縦に長く取り、フラットな天井と高窓を採用。和室やウッドデッキと隣接させることで視線が遠くへ抜け、広がりをしっかりと感じさせてくれる。さらに空間をスッキリさせるためテレビは壁に埋め込み、随所に造作収納とハイドア型の引き戸を導入。小さい子どもへの安全面も配慮された、全体的に統一感のある空間になった。
 これだけの大空間にも関わらず冷暖房の効きがとても良いそうで、高い技術と良質素材による圧倒的な断熱効果がよく分かる。そんな快適空間のLDKでは思いっきり走り回ったり、カウンターで飲食や勉強をしたりと自由に過ごせる。別の場所にいても楽しんでいる様子が伝わってくるので、他の子もすぐ集まってくるそう。楽しく過ごす子ども全員に目が行き届くので、親が調理などの作業中でも安心して過ごすことができる。

体づくりを気軽に楽しめる 創意工夫が盛りだくさん

 B邸は生活スペースが1階に集約され、2階はトレーニングルームとご主人の書斎になっている。健康を大切にするご主人が「家族に体力づくりを楽しんでほしい」とこだわり抜いた場所で、仕上がりはスポーツジムそのものの本格派。書斎のスペースを削ってトレーニングルームの広さを確保したというエピソードからも家族への想いが窺える。愛情が詰まったこのトレーニングルームは、窓を介して書斎や階下の家族と声が掛け合える上、オーディオシステムの導入で音楽も聞き放題。隣接のホールにはベンチやカウンター、本棚も設えられ、休憩はもちろん勉強場所としても活躍しそう。オーディオシステムは浴室にも完備されているので、運動後のバスタイムでリフレッシュするのもいい。
 B邸はみんなが思い思いに過ごしながらも、それぞれの様子を自然と感じられるのがいいところ。健やかな毎日を約束し、思いやりのある心を育むのに最高の場所と言えそうだ。



【旭住宅/鹿児島】