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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.42) サイエンスホーム

※かごしま家づくりの本Vol.42(’20春)より抜粋
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建築場所
鹿児島市/M邸(夫婦+両親+子ども1人)
工  法
木造ハイブリッド工法
土地面積
225.17㎡(68.11坪)
延床面積
137.00㎡(41.44坪)
1階面積
80.00㎡(24.2坪)
2階面積
57.00㎡(17.24坪)
本体価格
1500〜2000万

プライベートとパブリックが融合した 木の温もりあふれる二世帯住宅

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懐かしさ漂う和モダンの家 日本建築ならではの魅力

 ご両親とご夫婦、そして息子さんの三世代5人が暮らすM邸。「家族全員が大満足の家なんです」と笑顔で話すMさん一家の様子を見れば、いかに心地良く暮らしているかが一目瞭然だ。
 家づくりを始めるにあたり、職業柄さまざまな工務店を知っているご主人がまず候補に選んだのがサイエンスホームだった。5人揃ってモデルハウスへと足を運び、その温かくて寛げる雰囲気と確かな家づくりに触れ、全員一致で即決した。「中に入った途端、木の香りが広がって、その木の温もりに本当に癒されました。マイホームを建てるならここしかないと思いました」と、当時を振り返る。実際、暮らしてみてからも益々その良さを実感している。昔ながらの工法である真壁づくりによって柱や梁を効果的に魅せ、昔懐かしい風情を漂わせつつ、現代にマッチしたデザイン性の高さが絶妙な空間を演出。ノスタルジックな表情とモダンなエッセンスが共存した唯一無二の空間が実現している。

家族の距離感を考えた 好バランスの間取り

 三世代が暮らす二世帯住宅のM邸は、それぞれの空間と共有の空間とを上手く取り込んだ間取りが実に見事。1階は家族が集い、寛ぐリビングを中心に、ダイニングやキッチン、水回りをまとめた。シューズクロークや納戸、パントリーなどの収納も充実。さらに、ご両親それぞれの個室も設けた。お父様の部屋は、スピーカーやプロジェクターなどAV機器万全の映画や音楽を存分に楽しめる趣味部屋。一方、お母様の部屋は、潔いまでにシンプルですっきりした和室に。2階の部屋は勾配天井が生み出す『おこもり感』が素敵なプライベートルームが特徴。間接照明やダウンライトがさらにリラックス感をもたらし、ゆったりとした時間が流れている。独立した夫婦の寝室と子ども部屋のほかに、カウンターを備え付けたファミリールームに大容量のクローゼット、洗面所と、共有空間も完備。1階も2階も、思い思いに過ごす時間と家族のひとときをそれぞれ大切にしたつくりになっている。

日本建築×最新技術 風土に適した家づくり

 日本建築の進化系とも言えるサイエンスホームの家づくりは、住むほどにその良さがわかる。「モデルハウスを見に行った日は冬の寒い日だったにも関わらず、室内がとても暖かくて驚きました」と奥様。実際、新居で迎えた初めての冬は、あまり暖房に頼ることなく過ごせたそう。そのわけは、外張り断熱により家を丸ごと覆い、まるで魔法瓶のように室内の温度を一定に保つから。また、暑さ対策においても遮熱性に優れ、鹿児島の夏の強い陽射しもシャットアウト。そのおかげでどの季節もどの空間も極端な温暖差がなく、快適に過ごせるのだ。しかも、従来の木造建築に2×4構造のパネルを組み合わせたハイブリッド構造だから、耐震性能の高い丈夫な家であるというのも安心。快適な室内環境と強い構造、優れた空間デザインを共立したまさに理想の我が家。「もしもう一度家を建てることがあってもまたお願いしたいです」というご家族の言葉も納得だ。



【サイエンスホーム/鹿児島】