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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.42) 住まいの前屋敷

※かごしま家づくりの本Vol.42(’20春)より抜粋
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建築場所
鹿児島市/Y邸(夫婦+子ども2人)
工  法
木造軸組FP工法
土地面積
258.80㎡(78.30坪)
延床面積
99.57㎡(30.11坪)
1階面積
70.59㎡(21.35坪)
2階面積
28.98㎡(8.76坪)
本体価格
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リビングから眺める桜島の景色が 毎日の生活に彩りを添える住まい

その土地を生かした設計で 他にはない空間を作る

 前面道路の向こうに、遮るもののない桜島の風景。Yさんご家族が家づくりに選んだ場所は、もともと御主人が土地勘のある住宅地の一角。角地でありながら人通りは少なく見晴らしの良い絶好のロケーションを生かし、リビングや2階の窓から常に外の景色を眺められるように設計されている。時間帯や季節によって変化する桜島の姿が、暮らしの中の様々なシーンに彩りを添えてくれる住まいだ。
 「友人や親戚が住まいの前屋敷さんで家を建てているのですが、何年経っても良い状態のまましかも性能は変わらず、長く暮らせる住まいを作っていただけると思いました」と奥様。同社が手がけるFPの家は、独自のFPウレタン断熱パネルを使用し、家の基本性能である断熱・気密・換気・耐久性すべてにおいて高性能を発揮する。ウレタンパネルによって隙間なく頑丈につくられる住まいは、24時間換気を計画的にすることで室内の空気をクリーンな状態に保ち、家の劣化を防いでいる。

主寝室を1階に配置して 朝夕の動線をスムーズに

 効率の良い動線を計画する上で重要になるのが家族の多い時間帯の生活動線と、洗濯、調理などの家事動線。Y邸では、キッチンの近くに水回りをまとめ、主寝室を1階に配置することで朝夕の生活動線をスムーズにしている。洗面スペースは、家族がバスルームを使用している時でも気兼ねなく使えるよう脱衣室の外にも設置した。これなら朝の身支度も短い動線で済ますことができ、家族の生活スタイルに時間差が生じても不便を感じることがない。2階は子ども部屋と収納スペースだけなので、将来子どもたちが巣立った後は、階段の上り降りをする必要がなくワンフロアでの生活が可能だ。
 当初の予定より広くなった脱衣室は室内干しのスペースとしても活用している。普段、洗濯物は外干しすることも多いとのことだが、室内で干して竿ごと移動するスタイルは、夏の日差しや冬の寒さ対策にも便利だ。



【住まいの前屋敷/鹿児島】