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新築実例レポート/モデルハウスレポート

(vol.42) ヤマサハウス

※かごしま家づくりの本Vol.42(’20春)より抜粋
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建築場所
霧島市/K邸(夫婦+子ども3人)
工  法
木造軸組在来工法
土地面積
594.79㎡(179.92坪)
延床面積
130.51㎡(39.48坪)
1階面積
130.51㎡(39.48坪)
本体価格
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窓の外に広がる感動のリバービュー 自由な発想で表情豊かな平屋づくり

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中と外との境界線がない 視線の先に広がる自然

 リビングに入ってまず驚かされるのが、大きな開口部から抜けるリバービュー。豊かな緑の間を縫う川の景色が目の前に広がり、屋内にいながらもまるで外にいるような感覚を覚えるほどだ。奥様たっての希望だった『川が見える家』は、清々しいまでの開放感と癒し、そして寛ぎを与えてくれている。特に、リビングから2段高さを上げたキッチンから見下ろすその景色は、より印象的だ。「この景色を眺めながらの家事や料理は自然とはかどる気がします」と笑顔の奥様。
 リビングで寛ぐご主人や元気に遊び回るお子さんたちも、同様にこののびやかな空間でのひとときを楽しんでいる様子。天候のいい日に窓を開け放てば、ウッドデッキがアウトサイドリビングに早変わり。日向ぼっこをしたり、お茶をしたり、読書をしたり、BBQをしたりと使い方は自由自在。季節の移り変わりやお子さんたちの成長に合わせ、これからたくさんの思い出がここで育まれていくことだろう。

あたたかで心地よい 木の家の魅力を実感

 木の温もりと香りに包まれるK邸は、「本当に心と体に健康な住まいづくり」の実現をテーマに取り組んでいるヤマサハウスならではの家だ。地元の天然素材を使った体や環境にも優しい住まい。床には杉材を使い、伝統技術を施した肌触りのいい浮づくりを採用。ついつい寝転びたくなる柔らかな肌触りが心地良い。その他、天井や梁、建具、玄関のベンチ、家具など、ふんだんに木を使用し、全体的にナチュラルで安らげる雰囲気をまとっている。
 また、同社の家づくりの良さは鹿児島の風土に合わせた高性能住宅である点も大きい。高気密・高断熱・高遮熱の住まいに省エネ機器を活用し、快適に暮らす住まいづくりを提案。少ないエネルギーで夏は涼しく冬は暖かい室内空間を実現している。鹿児島の強い陽射しを考慮し、遮熱性に優れたシートで家全体を包み、屋根や壁、基礎に断熱材をバランスよく施工、断熱性能の高いサッシを使用するなど、外部の影響を極力受けにくい工夫を徹底している。

間仕切りをなくし自由に 立体的な平屋づくり

 完全に壁で区切った個室で構成するのではなく、おおらかに各部屋がつながるような間取りが特徴のK邸。風や光の通り道が生まれ、程よく家族の気配を感じ合える。
 リビングと和室の間には一部壁を隔てたものの、出入り口はあえてオープンに。リビングから続く空間にさらなる広がりをもたらし、和の空間が放つ美しさが際立つ。廊下の先のフリースペースはお子さんたちのプレイルーム。その横には長いカウンターと大容量の本棚を備えたスタディースペースを設けた。完全に区切ってはいないものの、遊ぶ場所と勉強する場所がきちんと分けられている。また、十分な広さを確保したロフトは、サイドに壁の代わりに手すりを設置することで抜け感を演出。一方で、収納や主寝室、一番上のお子さんの部屋など、完全に間仕切っている空間もある。うまく隠したりプライベート感を保つためだったり、用途に応じて使い分け。平屋ながら実に立体的かつ合理的なつくりが見事だ。



【ヤマサハウス/鹿児島】